友枝昭世師、文化功労者に

政府は11月3日、2026年度の文化功労者を発表し、能楽界からシテ方喜多流17世宗家預かりの友枝昭世師が選ばれた。


〈友枝昭世師略歴〉17世喜多流宗家預かり。1940年、友枝喜久夫の長男として生まれる。友枝家は熊本の加藤家・細川家のお抱え役者の本座能大夫の家として知られる。重要無形文化財各個指定保持者(人間国宝)、日本芸術院会員。父および15世喜多実に師事。7歳で「鞍馬天狗」花見役にて初舞台。芸術選奨文部大臣賞、観世寿夫記念法政大学能楽賞、日本芸術院賞、伝統文化ポーラ賞大賞など、受賞歴多数。紫綬褒章、旭日中綬章を受章。

また、京舞井上流5世家元の井上八千代師も文化功労者に選ばれた。井上八千代師は1956年、片山幽雪(9世片山九郎右衛門)の長女として生まれ、祖母の4世井上八千代に師事。重要無形文化財各個指定保持者(人間国宝)。日本芸術院会員。紫綬褒章受章。夫は観世銕之丞師で、観世淳夫師の母。片山九郎右衛門師は弟にあたる。