曲の解釈と謡い方【一、脇能】(7)

悪尉(あくじょう)その他楽の類 ―〈鶴亀〉―(白鬚、大社、寝覚、東方朔、道明寺、輪蔵) 〔楽(がく)〕は本来後述の遊楽ゆうがく物でまわれる舞であるが、これを脇能に持ってきて、悪尉の面に鳥兜(とりかぶと)、袷狩衣に半切(は… 続きを読む 曲の解釈と謡い方【一、脇能】(7)

秋の観能シーズン、檜書店で「能トモ」プロジェクトが始動

夏の暑さがようやく落ち着き、能楽界では一年のうち、能の催しが最も多い秋の観能シーズンが始まっている。 檜書店では、「能を見たいけど、敷居が高そうで行きづらい」という能楽初心者の方や、「むずかしくてよくわからなかった」と言… 続きを読む 秋の観能シーズン、檜書店で「能トモ」プロジェクトが始動

曲の解釈と謡い方【一、脇能】(6)

〔真ノ序ノ舞〕その他老神の類(2) ―白楽天― 構想も構成も極めて特殊な曲である。唐の詩人白楽天(はくらくてん)(ワキ)が日本の智慧(ちえ)を計るためにやって来たが、住吉明神の化身たる漁翁(前シテ)が漢詩と和歌との問答を… 続きを読む 曲の解釈と謡い方【一、脇能】(6)

神戸女子大学・神戸女子短期大学オープンカレッジ秋期講座「異類婚姻と芸能・文学」

神戸女子大学・神戸女子短期大学オープンカレッジ秋期講座では、「異類婚姻と芸能・文学」をテーマに5回の連続講座を開催する。 人間と人間以外の者との間の恋愛・婚姻・離別などを扱う「異類婚姻」のモチーフは世界の芸能や文学におい… 続きを読む 神戸女子大学・神戸女子短期大学オープンカレッジ秋期講座「異類婚姻と芸能・文学」

金沢能楽美術館 特別展「能楽師大鼓方・ 飯嶋六之佐家」

金沢能楽美術館では、9月6日(金)〜10月28日(月)まで特別展「能楽師大鼓方・飯嶋六之佐(いいじまろくのすけ)家」を開催する。飯嶋六之佐家は加賀宝生の地金沢で、藩政期より能楽の大鼓方を勤める唯一の家。飯嶋家に伝わった資… 続きを読む 金沢能楽美術館 特別展「能楽師大鼓方・ 飯嶋六之佐家」

講座「美術作品と能楽を通して『小督』を知る―月岡芳年作品と謡曲(宝生流)」

9月13日(金)東京藝術大学にて、講座「美術作品と能楽を通して『小督』を知る―月岡芳年作品と謡曲(宝生流)」が開催される。なお、本講座に関連した宝生流シテ方能楽師による能公演「七葉會」が10月に上演される。 日 時  2… 続きを読む 講座「美術作品と能楽を通して『小督』を知る―月岡芳年作品と謡曲(宝生流)」

曲の解釈と謡い方【一、脇能】(5)

〔真ノ序ノ舞〕その他老神の類 ―〈老松〉〈白楽天〉〈雨月〉〈蟻通〉―(放生川) 〔真ノ序ノ舞〕の曲は〔神舞〕の曲と相並んだ本格的な脇能といってよいが、その曲趣はほとんど対蹠たいしょ的である。むろん神能の通有性ともいうべき… 続きを読む 曲の解釈と謡い方【一、脇能】(5)

第22回 全国能面公募展 作品募集

世襲面打ち家のルーツがあるとする越前(福井県池田町)では、能面を打つ人々の交流と研鑽の場となるようにと、平成10年から新作能面の募集を行っている。これまでに全国からのべ6,222名、8,491点の能狂言面の出品があった。… 続きを読む 第22回 全国能面公募展 作品募集