人間国宝・梅若桜雪師がシテを勤める舞台の全59演目を生原良幸氏撮影の臨場感あふれる写真と、物語解説で紹介した案内書が講談社より出版された。 梅若家の能面の紹介や、梅若桜雪師のインタビューも収録。また、解説にはすべて英訳が… 続きを読む 【書籍紹介】『梅若桜雪の名舞台へ 写真でいざなう能案内 花の景(はなのかげ)』撮影:生原良幸(講談社)
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文化庁長官表彰にシテ方観世流の観世恭秀師
令和6年度の文化庁長官表彰に、シテ方観世流の観世恭秀師、江口裕之氏(柏屋江口代表)が選ばれた。 師の功績は、「年にわたり、能シテ方として活躍するとともに、後進の育成にも努め、重要無形文化財「能楽」の保存・伝承に寄与し、我… 続きを読む 文化庁長官表彰にシテ方観世流の観世恭秀師
『能十番 新しい能の読み方』刊行記念 いとうせいこう氏インタビュー
新潮社より『能十番 新しい能の読み方』(いとうせいこう/ジェイ・ルービン)が刊行された。 本書は、月刊『新潮』で連載された日英現代語訳の「能十番」(高砂、忠度、経政(経正)、井筒、羽衣、邯鄲、善知鳥、藤戸、海人(海士)、… 続きを読む 『能十番 新しい能の読み方』刊行記念 いとうせいこう氏インタビュー
第46回 観世寿夫記念法政大学能楽賞に、清水寛二師と金井雄資師、第34回催花賞に善竹十郎師
12月7日、法政大学は第46回観世寿夫記念法政大学能楽賞の受賞者を発表し、シテ方観世流の清水寛二師とシテ方宝生流の金井雄資師が受賞した。 また、第34回催花賞は狂言方大蔵流の善竹十郎師が受賞した。 受賞理由は以下の通り。… 続きを読む 第46回 観世寿夫記念法政大学能楽賞に、清水寛二師と金井雄資師、第34回催花賞に善竹十郎師
野村万蔵師、第四回万蔵の会「釣狐」鳴き納め
狂言方和泉流の野村万蔵師が、12月22日(日)、主宰する「万蔵の会」で4度目の「釣狐」に挑む。自身としては最後の「釣狐」になることも発表した。 万蔵師はこれまで、25歳、35歳、45歳の節目の年に「釣狐」を上演してきた。… 続きを読む 野村万蔵師、第四回万蔵の会「釣狐」鳴き納め
梅若桜雪師が旭日中綬章を受章/種田道一師が旭日双光章を受章
政府は11月3日付で令和6年秋の叙勲受章者を発表し、シテ方観世流の梅若桜雪ろうせつ師が旭日中綬章を受章された。また、シテ方金剛流の種田道一師が旭日双光章を受章された。 梅若桜雪師は1948年、55世梅若六郎の嫡男として生… 続きを読む 梅若桜雪師が旭日中綬章を受章/種田道一師が旭日双光章を受章
檜書店「能トモ」プロジェクト第2回 開催!
能楽愛好者が初心者を能楽堂にお連れする、もしくは初心者同士で思い切って能を観に行く、能楽堂で友だちになる「能トモ」プロジェクトは、10月に第1回(「GINZA de petit 能」船弁慶、林宗一郎師)を終え、参加者の方… 続きを読む 檜書店「能トモ」プロジェクト第2回 開催!
わんや書店が宝生流謡本の値上げを発表
宝生流の謡本の版元、わんや書店が先日、謡本の価格改定を発表した。価格改定の理由として、前回改定した十年前より、紙、印刷、製本等の諸経費が上昇し、謡本販売部数が減少していることをあげ、今回の価格改定に踏み切ったという。20… 続きを読む わんや書店が宝生流謡本の値上げを発表
【書籍紹介】ミネルヴァ日本評伝選 世阿弥 ─ 能の本を書く事、この道の命なり ─
著者/西野春雄価格/¥3,500+税発行/ミネルヴァ書房判型/ 四六判 上製本ページ数/354ページISBN/978-4-623-09798-2 C0323 世阿弥の置かれた状況、歴史的背景を読み解きながら、その「芸跡(… 続きを読む 【書籍紹介】ミネルヴァ日本評伝選 世阿弥 ─ 能の本を書く事、この道の命なり ─
「流儀横断講座 シテ方五流儀の能楽師によるトークと実演」アーカイブ配信
7月24日(水)、国立能楽堂大講義室で「流儀横断講座『羽衣』シテ方五流儀の能楽師によるトークと実演」が行われた。 本講座は進行役の中村昌弘師(金春流)、武田宗典師(観世流)、髙橋憲正師(宝生流)、宇髙竜成師(金剛流)、大… 続きを読む 「流儀横断講座 シテ方五流儀の能楽師によるトークと実演」アーカイブ配信