重要無形文化財保持者(総合認定)の新たな認定/日本能楽会新会員(令和5年・2023年、第18次増員)

日本の伝統的な芸能や工芸技術のうち、芸術上又は歴史上価値の高いものを重要無形文化財として国が指定し、これらの技の高度な体現者・体得者をその保持者又は保持団体として認定している。 能楽は、昭和32年12月4日に重要無形文化… 続きを読む 重要無形文化財保持者(総合認定)の新たな認定/日本能楽会新会員(令和5年・2023年、第18次増員)

亀井広忠師が伝統文化ポーラ賞優秀賞を受賞

大鼓方葛野流十五世家元の亀井広忠師が、令和5年度第43回伝統文化ポーラ賞優秀賞を受賞した。 師は、大鼓方葛野流で重要無形文化財各個認定(人間国宝)の故亀井忠雄師を父に、歌舞伎囃子田中流前家元・9代目田中佐太郎師を母に持つ… 続きを読む 亀井広忠師が伝統文化ポーラ賞優秀賞を受賞

選定保存技術「能装束製作」の保存団体に、能装束製作技術保存会(会長 佐々木洋次氏)

「能装束製作」は、2020年(令和2)10月に選定保存技術に選定され、現在、保持者として佐々木洋次氏が認定されているが、今回新たに、能装束製作技術保存会が保存団体として追加認定された(7月21日、文化審議会の答申)。 選… 続きを読む 選定保存技術「能装束製作」の保存団体に、能装束製作技術保存会(会長 佐々木洋次氏)

人間国宝に宝生欣哉師、金剛永謹師、茂山七五三師

文化審議会は7月21日、新しく12人を重要無形文化財保持者(各個認定)、いわゆる人間国宝に認定するよう文部科学大臣に答申した。そのうち、能楽ではワキ方下掛宝生流宗家の宝生欣哉(ほうしょう きんや)師、シテ方金剛流宗家の金… 続きを読む 人間国宝に宝生欣哉師、金剛永謹師、茂山七五三師

【レビュー】映画「幾春かけて老いゆかん―歌人馬場あき子の日々」

歌人・馬場あき子氏の93歳から94歳にかけての1年を見つめた、ドキュメンタリー映画「幾春かけて老いゆかん」が上映中である。 映画は2021年、馬場氏が全歌集を出した直後の冬から始まる。コロナ禍に見舞われた当初は自宅での仕… 続きを読む 【レビュー】映画「幾春かけて老いゆかん―歌人馬場あき子の日々」

「国立能楽堂開場40周年記念 能楽鑑賞教室」のイベントが大手町で開催

「国立能楽堂開場40周年記念能楽鑑賞教室 in 大手町」が、「東京サンケイビル 春まつり2023」(4月17日から28日まで)に参加している。 初日を飾る催しとして17日、1階フラットの屋外ステージで、シテ方金春流の山井… 続きを読む 「国立能楽堂開場40周年記念 能楽鑑賞教室」のイベントが大手町で開催

【書籍紹介】 長唄の伝承-旋律形成に関する学際的研究-

編集/坂本清恵執筆/高桑いづみ・配川美加・星野厚子価格/¥5000+税出版/檜書店判型/A5並製本ページ数/440ページ装丁/亀川彩発刊日/2023年3月7日ISBN/978-4-8279-1116-9 C3073 歌舞… 続きを読む 【書籍紹介】 長唄の伝承-旋律形成に関する学際的研究-

26世金剛宗家 金剛永謹師、日本芸術院賞、恩賜賞を受賞

日本芸術院は3月28日、優れた芸術活動を表彰する2022年度日本芸術院賞に能楽シテ方金剛流宗家の金剛永謹(こんごうひさのり)師ら9人を選んだ。金剛師には、特に業績が顕著として恩賜賞も贈られる。 授賞理由は以下のとおり。 … 続きを読む 26世金剛宗家 金剛永謹師、日本芸術院賞、恩賜賞を受賞

能楽学会 第21回大会「囃子の歴史と変容」

能楽学会第21回大会が、2023年3月25日(土)に開催される。新型コロナウイルスの影響で、第18回よりオンライン形式で行われてきたが、久々に対面による開催となる。 大会企画は「囃子の歴史と変容」で、「小鼓方大倉流宗家大… 続きを読む 能楽学会 第21回大会「囃子の歴史と変容」

【ニュース】NHK FM放送 Eテレ番組リニューアル

ながらく日曜日の朝に放送されてきた「FM能楽堂」が、4月6日より木曜日11:00〜11:50に放送時間が変更になります。 またEテレでは、これまでの「新・にっぽんの芸能」が終了し、新たに、4月7日から新番組「芸能きわみ堂… 続きを読む 【ニュース】NHK FM放送 Eテレ番組リニューアル