#ニュース

【書籍紹介】 宗教芸能としての能楽

編/高橋悠介
価格/¥3000+税
発行/勉誠出版
判型/A5判並製本
ページ数/280ページ
発刊日/2022年1月25日
ISBN/978-4-585-32511-6 C1314

能作品には、中世の寺社のありようや、信仰、学問、宗教文化が反映されている。能作品や能楽論の中の仏教や神祇に関わる面を掘り下げることで、宗教芸能としての能楽を考えるとともに、能を通して室町の宗教文化の一端を明らかにする一冊。

執筆者は能楽、日本中世史、宗教芸能史などを専門とする研究者ら。

[目次](論文タイトル・執筆者)

序言…高橋悠介

【一】

除魔・結界の呪法と芸能―「翁」の成立環境と、その近隣…大東敬明

春日若宮と能楽―若宮臨時祭、法楽能、祈雨立願能をめぐって…天野文雄

謡曲《絵馬》管見―長禄三年伊勢斎宮の旅…芳澤元

能《巻絹》に描かれた熊野の神仏…高橋悠介

【二】

韋駄天説話の源流と変容―唐宋代の諸伝承と律学受講の場を視点に…西谷功

能《安字》の説話的考察―文字を買う話と男装の論理…岩崎雅彦

能《海士》の構想…中野顕正

能《重衡》の表現と思想―「寒林に骨を打つ霊鬼は」の句をめぐって…猪瀬千尋

能における宗教関係語句一斑―《放下僧・春日龍神・楊貴妃・草子洗・三輪》について…落合博志

【COLUMN】「狂人走れば不狂人も走る」攷―《関寺小町》試注…佐藤嘉惟

【三】

世阿弥と如来蔵―「離見の見」の内包するもの…小川豊生

能《芭蕉》の構想と草木成仏説…髙尾祐太

《求塚》の堕地獄と論理…中嶋謙昌

【COLUMN】術婆伽説話の生成と展開―恋は病か、破戒か、神を招くか…平間尚子

【四】

【COLUMN】『江口本聞書』―初期の謡曲注釈書とその伝来…高橋悠介

吉田兼右・兼見の謡曲註釈と『謡抄』―『謡抄』前史の謡曲註釈と吉田神道…野上潤一

≪詳細はこちら≫

宗教芸能としての能楽 – 檜書店オンラインショップ (shop-pro.jp)