曲の解釈と謡い方【二、修羅物】(9)

中将の類(5) ―朝長― この曲は、前後のシテが別人であり、しかも前シテは現在人の女性だという点がすこぶる変っている。〈天鼓〉とか〈船弁慶〉のような四、五番目の曲ならばいざしらず、夢幻曲の本格を行く修羅物において然(しか… 続きを読む 曲の解釈と謡い方【二、修羅物】(9)