12月8日、法政大学は第47回観世寿夫記念法政大学能楽賞の受賞者を発表し、リチャード・エマート氏と小鼓方幸流の成田達志師が受賞した。 また、第35回催花賞は面打師の見市泰男氏が受賞した。 受賞理由は以下の通り。 リチャー… 続きを読む 第47回 観世寿夫記念法政大学能楽賞に、リチャード・エマート氏と成田達志師、第35回催花賞に見市泰男氏
投稿者: Noh+編集部
曲の解釈と謡い方【二、修羅物】(9)
中将の類(5) ―朝長― この曲は、前後のシテが別人であり、しかも前シテは現在人の女性だという点がすこぶる変っている。〈天鼓〉とか〈船弁慶〉のような四、五番目の曲ならばいざしらず、夢幻曲の本格を行く修羅物において然(しか… 続きを読む 曲の解釈と謡い方【二、修羅物】(9)
【書籍紹介】『金春の能〈中〉近世を潤す』 金春安明師・著
シテ方金春流前宗家 80世金春安明師が、金春流の魅力と各曲目の特徴をわかりやすく解説。春日若宮おん祭や薪御能への思い入れを中心に、翁と中世の金春流に触れた上巻から、中巻は時代を近世にうつし以下の章立てで構成されている。 … 続きを読む 【書籍紹介】『金春の能〈中〉近世を潤す』 金春安明師・著
世阿弥の『風姿花伝』、ユネスコ「世界の記憶」に推薦へ
観世宗家(26世観世清和宗家)および観世文庫が所蔵する世阿弥直筆を含む、観世宗家伝来 世阿弥能楽論『風姿花伝』が、国際機関「ユネスコ」の国際登録「世界の記憶」に推薦されることが政府より発表された(申請者:26世観世清和並… 続きを読む 世阿弥の『風姿花伝』、ユネスコ「世界の記憶」に推薦へ
NHK放送予定 2025年12月
NHK FM放送〈FM能楽堂〉 木曜日 午前11時〜11時50分 12月4日 内容 演者 (観世流) 井筒 関根知孝 ご案内 宮本圭造 12月11日 内容 演者 (宝生流) 竹雪 大坪喜美雄 ご案内 宮本圭造 1… 続きを読む NHK放送予定 2025年12月
泉屋博古館東京 企画展「もてなす美—能と茶のつどい」
東京六本木の泉屋博古館(せんおくはくこかん)東京では、11月22日から企画展「もてなす美─能と茶のつどい」を開催する。 住友家歴代の当主は、教養として能楽や茶の湯などをたしなみ、自ら能や茶の会を主催して、客人をもてなして… 続きを読む 泉屋博古館東京 企画展「もてなす美—能と茶のつどい」
アーカイブ配信:山本東次郎師、野村万作師の狂言が能楽資料センターのホームページで公開中(2025年12月末日まで)
昨年催された、能楽資料センター主催「狂言鑑賞会」(武蔵野大学創立100周年・狂言鑑賞会20回記念)から、山本東次郎師の〈素袍落〉と野村万作師の〈舟渡聟〉の動画が期間限定で無料配信されている。いずれも日本語字幕入り。 狂言… 続きを読む アーカイブ配信:山本東次郎師、野村万作師の狂言が能楽資料センターのホームページで公開中(2025年12月末日まで)
ちょっと深く楽しむ、古美術─坦庵さんの刀剣から白隠さんの書画まで─
静岡県三島市の佐野美術館では、11月16日(日)から、さまざまな古美術を楽しむ展覧会が開催され、近年の研究で上杉家旧蔵品と明らかになった能面や面箪笥も展示される。 サブタイトルの坦庵(たんなん)とは、伊豆の代官を務めた江… 続きを読む ちょっと深く楽しむ、古美術─坦庵さんの刀剣から白隠さんの書画まで─
武蔵野大学能楽資料センター主催 狂言鑑賞会─知って、観る。─
武蔵野大学能楽資料センター主催の狂言鑑賞会が12月25日(木)に開催される。 【A公演 12:30 ~14:15頃】解説 三浦裕子(能楽資料センター長)小舞「住吉」山本東次郎素囃子「神舞」松田弘之、田邊恭資、柿原孝則、澤… 続きを読む 武蔵野大学能楽資料センター主催 狂言鑑賞会─知って、観る。─
武田孝史師が瑞宝小綬章を受章
政府は11月2日付で2025年秋の叙勲受章者を発表し、シテ方宝生流の武田孝史(たけだ・たかし)師が瑞宝小綬章を受章された。 武田孝史師は1954年生まれ。武田喜永の次男。17代宗家宝生重英、18代宗家宝生英雄に師事。重要… 続きを読む 武田孝史師が瑞宝小綬章を受章