編集/坂本清恵
執筆/高桑いづみ・配川美加・星野厚子
価格/¥5000+税
出版/檜書店
判型/A5並製本
ページ数/440ページ
装丁/亀川彩
発刊日/2023年3月7日
ISBN/978-4-8279-1116-9 C3073
歌舞伎とも関わりの深い長唄。その旋律はどのような過程で誕生したのか。先行芸能である能の影響はどこまで受けたのか。日本語のアクセントはどこまで旋律に反映しているのか。そして、どのように伝承されてきたのだろう。そのような関心を持った研究者四氏が集まった。
本研究は、2015年12月、高桑いづみ氏が当時在籍していた東京文化財研究所無形文化遺産部第十回公開学術講座で、坂本清恵氏が「近世邦楽のアクセント」について長唄《鶴亀》を取り上げて講演したことを嚆矢とする。声楽曲の多い日本音楽にとって、アクセントが旋律形成に関わる重要な要素であることをその講演で示した。
その公開学術講座とその後のシンポジウムの内容を論文化し、関連する様々な研究活動をまとめた書。
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