むすびの会20周年記念事業 祈りの表現 能楽と琉球舞踊 | むすびの会 日本伝統芸能教育普及協会 (musubinokai.org)
〇日時:令和4年8月10日(水)
14:00(開場13:30)
〇場所:銕仙会能楽研修所
〇料金:一般4,000円/学生2,000円(全席自由・税込)
〇参加方法:
事前予約制 7月14日(土)14:00~
〇お申込みはこちら(カンフェティ)
〇演目
琉球舞踊「稲まづん」
志田房子(重踊流宗家 人間国宝)
琉球舞踊「かぎやで風」
志田真木(重踊流二世宗家)
比嘉聰(組踊音楽太鼓 人間国宝)
能楽 舞囃子「弓八幡」
馬野正基(観世流シテ方)
大倉源次郎(大倉流十六世宗家 小鼓方 人間国宝)
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琉球舞踊 古典女踊り 「稲まづん」
五穀豊穣を祈る予祝の舞。往時は稲粟の稔りが豊かな御代「世果報」につながると信じられていました。現在は稲穂を持って踊りますが、昔は団扇を持って踊られたと伝えられています。
古典舞踊 「かぎやで風」
琉球王国時代、国王や国賓の御前で上演した『御前風』五曲の一つで、今日ではお祝い事の座開きに演奏されます。「今日の喜びは何にたとえることができましょう。まるで蕾の花が朝露を受けてぱっと開くような心持ちです」という意の歌詞で晴れやかな気持ちを表現します。この演目には、国家安泰や子孫繁栄を願う祈りの心が込められています。
能楽 舞囃子 「弓八幡」
後宇田院の臣下が男山八幡宮(石清水八幡宮)の神事に参詣すると、弓を錦の袋に包み持った老人が現れ、桑の弓と蓬の矢にて世を治めた物語りをし、自分は高良の神と名乗って姿を消す。その後高良の神がその姿を現し、舞を舞って御代を祝う。
神舞物の中では、「高砂」と「弓八幡」が真之神舞と云われ、とても重要に扱われます。桑の弓は魔除けとされ、袋に包まれた桑の弓は天下太平の世を表しています。舞囃子にて、高良の神の颯爽とした神舞をご覧ください。
お話
志田房子
比嘉聰
大倉源次郎
波照間永子(司会/明治大学教授)