学校が夏休みに入り、宿題の自由研究などに頭を悩ませるご家庭も多いと思いますが、夏休みに合わせて、お子さまと一緒に楽しめる能・狂言の公演も開催されます!
檜書店から、自由研究のヒントになりそうな能楽公演やイベントをご紹介します。
解説/字幕つき 能・狂言公演
8月11日(金) 日本全国能楽キャラバン!特別能公演三豊(香川県)
番組 狂言「柿山伏」茂山逸平/能「船弁慶」大島衣恵・大島輝久
上演前に、出演者による「狂言と能のお話し」、実演を交えた「能楽囃子レクチャー」、謡と笛を織り交ぜた「お能紙芝居『船弁慶』」があります。
本公演は映像による特別な演出もあり、シテの大島輝久師のインタビューが能楽協会ホームページに掲載されています。
「特別能公演 三豊「船弁慶」シテ方喜多流 大島輝久氏インタビュー」詳しくはこちら
8月16日(水) 日本全国能楽キャラバン!さいたま公演 夏休みみんなの能狂言(大宮)
番組 能「敦盛」辻井八郎/狂言「柿山伏」山本則重/能「羽衣」安達裕香
当日は上演前に金子直樹氏(能楽研究家)による「解説」があります。
また7月27日(木)と28日(金)には事前講座を開催。出演者が演目や装束の解説をし、謡の体験などもできます。
●両公演とも、能楽字幕システム「能サポ」(制作=檜書店)があります。貸し出しタブレットやお手持ちのスマホで、無料で見られます。お子さんや初めて能をご覧になる方にも、わかりやすくした解説を特別にご用意します!
無料体験イベント
能楽公演はまだ敷居が高い…という方には、能楽堂が無料開放される、次のようなイベントはいかがでしょうか?
7月29日(土) 横浜能楽堂 伝統文化一日体験オープンデー(横浜)
「謡体験と仕舞鑑賞」(講師/井上貴覚・本田布由樹・中村昌弘)、能の「太鼓体験」(講師/梶谷英樹)など、能楽を身近に感じられる1日となっています。
8月11日(金・祝)、20日(日) 能舞台めぐり×京都観世会スタンプラリー(京都)
7月から、京都観世会館をはじめとする7つの能楽堂をめぐるイベントとして開催中のスタンプラリー。8月11日の河村能舞台と20日の大江能楽堂(いずれも京都市)で締めくくられます。能楽堂を見学し、能楽師による解説を聞くことができます。