【書籍紹介】金剛龍謹 著『能楽金剛流の歴史と四季の能』

金剛流若宗家 金剛龍謹師の初の著書、『能楽金剛流の歴史と四季の能』が淡交社より刊行された。京都に地盤を置く金剛流の魅力を伝える一冊。

本書は、金剛流の紡いできた歴史、代表的な演目の見どころや演者の心持ちをひもとくとともに、金剛流が所蔵する能面の名品の数々、美しい装束の写真なども掲載する。

第一章では金剛流の歴史が丁寧に語られ、第二章では作品と能面を合わせて紹介。また各トピックスの最後には「龍謹雑録」として、若宗家独自の視点での補足や秘話がある。

能を身近に感じられる情報も満載。

『能楽金剛流の歴史と四季の能』(淡交社刊)

●A5判並製・184頁(カラー32頁)/本体価格2,530円(税込)

《目次より》
はじめに
第一章 能楽の歴史と金剛流の歴史
 能の歴史 その芽生えから明治期まで
 金剛流の歴史 流儀の起源と歴代大夫
 主だった金剛大夫の系譜
 坂戸金剛家
 野村金剛家
第二章 四季の能
 翁 白式尉/竹生島 泥黒髭/田村 赤平太/羽衣
 道成寺 般若/隅田川 曲見/杜若 小面/半蔀
 加茂/鵜飼/枕慈童 童子/松風/井筒 孫次郎
 船弁慶 怪士/鉢木
能を観るために知っておきたい基礎知識
あとがき 二十六世金剛宗家 金剛永謹

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