The Okura Tokyo正面玄関前にあり、このほどリニューアルオープン2周年を迎えた大倉集古館では、「能Noh─秋色モード─」展が10月24日(日)まで開催中である。
同館所蔵の能コレクションは、因州(鳥取藩)池田家旧蔵の能面、備前(岡山藩)池田家旧蔵の能装束で、この中から「秋色(しゅうしょく)」に注目し、秋らしい選りすぐりの作品を展示している。1階では「能装束の秋色デザイン」と題し、「紫地棕梠模様長絹」「紅白段業平菱菊模様唐織」などを。2階では「絵画・工芸の秋色デザイン/謡曲と能装束・能面」として、「天下一是閑」の焼印がある「三光尉」など能面14面を展示。そのほかに唐団扇や天冠などの道具類、能画や屏風、「菊桐蒔絵手箱」などの工芸作品も見ることができる。
開館時間は10:00から17:00(入館は16:30まで)、休館は毎週月曜日、入館料は一般1,000円、大学生・高校生800円、中学生以下は無料。
檜書店の小川町本店、観世能楽堂内、国立能楽堂内売店にて、「Noh+(プラス)を見た」と言っていただいた方に、先着で同展の招待券をプレゼント中。
大倉集古館ホームページはこちら。