能楽学会 東京例会(第110回)シンポジウム「『能十番』を読む いとうせいこう氏を迎えて」

能楽学会では、先日刊行された『能十番 新しい能の読み方』(新潮社)の著者 いとうせいこう氏を迎え、シンポジウムを開催する(主催・能楽学会、共催・科研費研究プロジェクト「能の「ことば」の包括的・領域横断的研究に向けたオンライン・リソース構築」)。

今回のシンポジウムでは、能楽研究の立場からこの書物を謡曲の現代語訳と英訳の系譜のなかに位置づけ、その特質を語り合うことを通じて、謡曲の翻訳(=解釈)にどのような方法がありうるのか、どのような意義があるのか、そして能の言語芸術としての可能性は何かといったテーマを考える。

【プログラム】

能を読むことの面白さ―いとうせいこう氏に聞く/いとうせいこう・横山太郎(聞き手)

謡曲現代語訳の系譜と『能十番』/山中玲子

謡曲英訳の系譜と『能十番』/竹内晶子

パネルトーク/いとうせいこう・山中玲子・竹内晶子・横山太郎(司会)

日 時  1月31日(金)14時~17時30分

会 場  法政大学市ヶ谷キャンパス 
      ボアソナードタワー26階A会議室

参加費  能楽学会会員・非会員に関わらず無料。事前申し込み不要。

問合せ  メール nohgaku@shobix.co.jp

※どなたでもご参加いただけます。