【書籍紹介】『梅若桜雪の名舞台へ 写真でいざなう能案内 花の景(はなのかげ)』撮影:生原良幸(講談社)

人間国宝・梅若桜雪師がシテを勤める舞台の全59演目を生原良幸氏撮影の臨場感あふれる写真と、物語解説で紹介した案内書が講談社より出版された。

梅若家の能面の紹介や、梅若桜雪師のインタビューも収録。また、解説にはすべて英訳が付いており海外の方も楽しめる書物となっている。

定価  4,950円(税込)

160ページ/オールカラー

AB判(210mm×257mm)上製本

ISBN 978-4-06-536423-9  ※詳細はこちら

ご購入はこちらから

【撮影】生原 良幸(イクハラ ヨシユキ)
写真家。徳島県生まれ。児島寛治・坂本樹勇、両氏に師事して独立。ファッション、アドバタイジングを中心に、主に人物撮影をする。雑誌は「美しいキモノ」、「メンズクラブ」、「婦人画報」、「家庭画報」など。公益社団法人日本写真家協会会員。
著書:『後朝』フジアート出版、世界の子どもたち『メキシコ』『ブラジル』『ボリビア』偕成社、『素顔の紳士録』関西ジャーナル社、『おおさか原人録』コミュニティ企画、『関西こんな人・あんな人』大阪日日新聞社、『ふにゃふにゃの宝石』澪標出版、など。
受賞:「VENUS 83」グランプリ(ポーランド)、31st・32nd「クリオ賞」(ニューヨーク)、神戸新聞社広告コンクールグランプリ、日本雑誌広告賞銀賞、広告電通賞SP部門賞、全国カレンダー展「日本マーケティング協会賞」、Sublima出版銀賞、など。
写真展:Nippon Club Gallery(ニューヨーク)、Espace Canon(パリ)、日独交流150周年記念展「空時艶情」(フランクフルト)、など多数。

【監修・執筆】
川口晃平(監修・執筆/シテ方観世流能楽師)
高橋悠介(監修・執筆/慶應義塾大学斯道文庫教授)
Julia Yamane(翻訳/一般社団法人 Discover Noh in Kyoto代表理事)
Diego Pellecchia(翻訳監修/京都産業大学准教授)

【収録演目】
翁、菊慈童、橋弁慶、安宅、景清、敦盛、清経、実盛、西行桜、遊行柳、弱法師、邯鄲、善知鳥、恋重荷、一角仙人、玄象、実方、融
羽衣、杜若、二人静、松風、楊貴妃、野宮、胡蝶、大原御幸、班女、梅枝、百万、卒都婆小町、鸚鵡小町、姨捨、関寺小町、求塚、鉄輪、葵上、安達原
竹生島、小鍛冶、大般若、田村、鵜飼、殺生石、土蜘蛛、野守、善界、松山天狗、山姥、鞍馬天狗、猩々、石橋
紅天女、マリー・アントワネット、ネキア、夜叉ヶ池、信長、祈り、野馬台の詩、河勝
(掲載順)