神戸女子大学古典芸能研究センターでは、展示「翁・千歳・三番叟 〜寿ぎの舞〜」を開催している。
翁を中心に、寿福延年の芸能(式三番)で共に登場する「千歳」「三番叟」をとりあげ、古典芸能研究センター所蔵のさまざまな資料で紹介する。
日本の芸能には、古来「翁の舞」が見られる。翁の本質は人間を祝福する神の姿であり、人々はその舞に五穀豊穣・家内安全・天下泰平などの願いを込め、新年の予祝行事をはじめ各地の神事や年中行事で演じたほか、能楽・人形浄瑠璃・歌舞伎などの古典芸能においても多彩な広がりを見せている。
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