神戸女子大学古典芸能研究センター特別講座:蔦屋重三郎とその時代/令和7年展示:「蔦重」と仲間たち~時代と文化のネットワーク~

神戸女子大学・神戸女子短期大学オープンカレッジ秋期講座、神戸女子大学古典芸能研究センター特別講座として、「蔦屋重三郎とその時代」が開催される。
250年の時を越えて、人々を惹きつける「蔦重」こと蔦屋重三郎はどんな時代を生きたのか。
大河ドラマでは、現代人にとって馴染みの薄い当時の世相や文化・芸術がふんだんに織り交ぜられいるが、本講座では、特に歴史・芸能・文芸と、同時代の上方に焦点を当て、この時代の輪郭を浮き彫りにする。

9/29 蔦屋重三郎の時代
今井修平(神戸女子大学名誉教授)

10/6 蔦屋重三郎と歌舞伎
北川博子(甲南女子大学非常勤講師)

10/27 蔦屋重三郎の時代の上方
井上勝志(同センター兼任研究員、神戸女子大学教授)

11/10 蔦屋重三郎と艶本
石上阿希(京都芸術大学准教授)

12/8 蔦屋重三郎と狂歌
小林ふみ子(法政大学教授)

◾️期間:9/29~12/8(月曜日・全5回)
◾️時間:13:30~15:00
◾️場所:神戸女子大学教育センター
◾️定員:60名
◾️受講料:8,250円

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本講座の関連展示として、古典芸能研究センター展示室では「『蔦重』と仲間たち~時代と文化のネットワーク~」を開催。
蔦屋重三郎の生きた時代と街の本屋としての活動に焦点をあて、 蔦重が生まれ育った江戸新吉原、 戯作や狂歌の作者たちとの交流、彼が才能を見出して世に出した絵師などについてわかりやすく解説する。 同センターの蔵書を中心に、 蔦屋重三郎 (初代から四代目まで) が出版したさまざまな和書も紹介。

◾️期間:令和7年9月30日 (火) ~ 12月19日 (金) 

◾️時間:午前10時~午後5時(土・日・祝日休室 )

◾️場所:神戸女子大学古典芸能研究センター展示室 
(神戸市中央区中山手通2丁目23-1 神戸女子大学教育センター2階)

なお本展では、昨年度に続き、同大学文学部史学科「博物館実習」の受講生 (4回生) が、 学外実習の一環として展示の一部を担当する。

【お問い合わせ】
神戸女子大学古典芸能研究センター
TEL: 078-231-1061
https://www.yg.kobe-wu.ac.jp/geinou/