奥深い能楽扇の世界〈その2:中啓と鎮め扇〉

中啓と鎮め扇 能楽で使う扇を大きく二つに分類すると「中啓ちゅうけい」と「鎮しずめ扇(鎮メ扇、あるいは鎮扇とも)」の二種類がある。鎮め扇は、仕舞のときに使われるので「仕舞しまい扇おうぎ」とも呼ばれる。 一般では聞き慣れない… 続きを読む 奥深い能楽扇の世界〈その2:中啓と鎮め扇〉

【書籍紹介】 長唄の伝承-旋律形成に関する学際的研究-

編集/坂本清恵執筆/高桑いづみ・配川美加・星野厚子価格/¥5000+税出版/檜書店判型/A5並製本ページ数/440ページ装丁/亀川彩発刊日/2023年3月7日ISBN/978-4-8279-1116-9 C3073 歌舞… 続きを読む 【書籍紹介】 長唄の伝承-旋律形成に関する学際的研究-

26世金剛宗家 金剛永謹師、日本芸術院賞、恩賜賞を受賞

日本芸術院は3月28日、優れた芸術活動を表彰する2022年度日本芸術院賞に能楽シテ方金剛流宗家の金剛永謹(こんごうひさのり)師ら9人を選んだ。金剛師には、特に業績が顕著として恩賜賞も贈られる。 授賞理由は以下のとおり。 … 続きを読む 26世金剛宗家 金剛永謹師、日本芸術院賞、恩賜賞を受賞

奥深い能楽扇の世界〈その1:十松屋福井扇舗の歴史と扇の細部〉

能楽師にとって、もっとも身近な道具といえば、扇だろう。舞台の出演時は全員が携え、日ごろの稽古においても扇がなくてははじまらない。 扇は日本文化を象徴する道具でさまざまな分野で用いられるが、能楽の扇は最高峰の材料と技術で作… 続きを読む 奥深い能楽扇の世界〈その1:十松屋福井扇舗の歴史と扇の細部〉

能楽学会 第21回大会「囃子の歴史と変容」

能楽学会第21回大会が、2023年3月25日(土)に開催される。新型コロナウイルスの影響で、第18回よりオンライン形式で行われてきたが、久々に対面による開催となる。 大会企画は「囃子の歴史と変容」で、「小鼓方大倉流宗家大… 続きを読む 能楽学会 第21回大会「囃子の歴史と変容」

【ニュース】NHK FM放送 Eテレ番組リニューアル

ながらく日曜日の朝に放送されてきた「FM能楽堂」が、4月6日より木曜日11:00〜11:50に放送時間が変更になります。 またEテレでは、これまでの「新・にっぽんの芸能」が終了し、新たに、4月7日から新番組「芸能きわみ堂… 続きを読む 【ニュース】NHK FM放送 Eテレ番組リニューアル

26世観世宗家 観世清和師、日本芸術院会員に就任

日本芸術院は2023年2月22日、芸術上の功績顕著な芸術家9名を新たに日本芸術院会員候補者として選出したと発表し、「能楽」分野にシテ方観世流26世宗家観世清和師が選ばれた。 2023年3月1日、文部科学大臣より任命発令の… 続きを読む 26世観世宗家 観世清和師、日本芸術院会員に就任