曲の解釈と謡い方【一、脇能】(1)

※本文中、読みやすいよう適宜ルビをつけ、漢字を改めた。(編集部) 全部の曲を九種目に分けて、順にこれを述べるとまず最初は脇能(わきのう)すなわち一番目物である。神を描いた曲は他にもあるが、純粋の一番目以外の曲は脇能ではな… 続きを読む 曲の解釈と謡い方【一、脇能】(1)

文化勲章受章記念上映 人間国宝 野村万作の袴狂言「釣狐」

NTTインターコミュニケーションセンター(ICC)シアターで、野村万作師による袴狂言「釣狐」の映像上映が行われる。昨年文化勲章を受章した野村万作師。能楽堂内のさまざまな場所に設置した11台の8Kカメラで、師の釣狐を追う。… 続きを読む 文化勲章受章記念上映 人間国宝 野村万作の袴狂言「釣狐」

金沢能楽美術館企画展「能楽と手跡—収蔵コレクションより—」

金沢能楽美術館では、6月28日(金)から8月25日(日)まで、企画展「能楽と手跡」を開催する。明治から昭和期に活躍した能楽師の手跡を書画や謡本から辿るとともに、文学をテーマにした演目にあわせて収蔵品を紹介する。 展示期間… 続きを読む 金沢能楽美術館企画展「能楽と手跡—収蔵コレクションより—」

企画展「華麗なる能扇の世界〜江戸時代の復元を中心に〜」

神戸女子大学古典芸能研究センターでは、令和6年企画展として、6月28日(金)まで能楽の扇を紹介する展示を開催中。消耗しやすい能扇は古い時代のものが残りづらく、今回江戸時代の扇の復元を中心に、貴重な能扇と扇に仕立てる前の扇… 続きを読む 企画展「華麗なる能扇の世界〜江戸時代の復元を中心に〜」

能楽専門の袴を作り続ける老舗のものづくり【後編】

玄人の仕舞袴 能の公演では、地謡や後見、囃子方が黒紋付の下に、鼠色や紺、茶系などさまざまな色の袴をはいていることに気付く。遠目でみると単色に見えるかもしれないが細かな縦縞模様であることが多く、もちやの売店で反物をみせても… 続きを読む 能楽専門の袴を作り続ける老舗のものづくり【後編】

OTABISHO 横浜能楽堂 がオープン

現在改修工事のため閉館している横浜能楽堂は、改修中の拠点となる能・狂言の紹介施設「OTABISHO(おたびしょ)横浜能楽堂」を、横浜ランドマークプラザ5階に、4月18日よりオープンした。 これに先立ち、4月14日にはオー… 続きを読む OTABISHO 横浜能楽堂 がオープン

能楽専門の袴を作り続ける老舗のものづくり【前編】

腰下を端正なシルエットで覆い、姿を凜々りりしく引き立てる袴はかま。舞囃子や仕舞では所作を美しく見せる効果もある。能楽の世界では、紋付もんつき・袴・白足袋を着用した形式を紋服もんぷくと称し、能楽師の制服とされる。女性も袴を… 続きを読む 能楽専門の袴を作り続ける老舗のものづくり【前編】