文化庁長官表彰に狂言方和泉流の三宅右近師

令和7年度の文化庁長官表彰に狂言方和泉流の三宅右近師が選ばれた。

師の功績は、「永年にわたり、狂言方和泉流の能楽師として数多くの舞台に出演し、充実した活動を継続するとともに、後進の育成にも努め、重要無形文化財「能楽」の保存・伝承に寄与し、我が国の文化財保護に多大な貢献をしている」と発表された。

師は、1941年9世三宅藤九郎(人間国宝)の次男として生まれる。日本能楽会会員。日本ろう者劇団による手話狂言の指導をし、2021年には催花賞を受賞。