茂山七五三師が旭日小綬章を受章/中村邦生師が旭日双光章を受章

政府は4月29日付で2025年春の叙勲受章者を発表し、狂言方大蔵流の茂山七五三(しげやま・しめ)師が旭日小綬章を受章された。また、シテ方喜多流の中村邦生(なかむら・くにお)師が旭日双光章を受章された。 茂山七五三師は19… 続きを読む 茂山七五三師が旭日小綬章を受章/中村邦生師が旭日双光章を受章

杉本修羅能『巣鴨塚 ハルの便り』なぜ我々は戦ったのか

8月15日(金)18時より、今年リニューアルされた喜多能楽堂で「敗戦80周年記念公演 杉本修羅能『巣鴨塚 ハルの便り』なぜ我々は戦ったのか」が上演される。 本作の原作者である現代美術作家の杉本博司氏は、東京裁判のA級戦犯… 続きを読む 杉本修羅能『巣鴨塚 ハルの便り』なぜ我々は戦ったのか

訃報 河村和重 師

シテ方観世流の 河村和重(かわむら かずしげ)師が、2025年4月29日に心不全のため逝去された。享年72。 河村和重師は、1952年9月15日生まれ。シテ方観世流河村禎二の長男。重要無形文化財保持者(総合認定)。林家所… 続きを読む 訃報 河村和重 師

梅若紀彰師、日本芸術院賞を受賞

日本芸術院は4月15日、優れた芸術活動を表彰する令和6年度日本芸術院賞にシテ方観世流の梅若紀彰(うめわかきしょう)師ら10人を選んだ。 授賞理由は以下のとおり。 梅若紀彰氏は、祖父に五十五世梅若六郎、叔父に梅若実桜雪を持… 続きを読む 梅若紀彰師、日本芸術院賞を受賞

喜多能楽堂が改修を終え、新規開場へ

白色になった壁。以前は茶色で、演者からは舞台の柱が見づらかったそうだ

3月18日(火)、喜多能楽堂で「令和大改修竣工神事・竣工記念能」が開催され、あわせて関係者・報道各社に工事報告と内覧会が行われた。 入口正面の外壁には大きな窓が設けられ、能楽堂内1階と2階のロビーにも広い窓から外光が入り… 続きを読む 喜多能楽堂が改修を終え、新規開場へ

訃報 殿田謙吉 師

ワキ方下掛宝生流の 殿田謙吉(とのだ けんきち)師(本名・田中謙吉)が、2025年3月16日に膵癌のため逝去された。享年65。 殿田謙吉師は、1959年12月24日生まれ。ワキ方下掛宝生流殿田保輔の長男。重要無形文化財保… 続きを読む 訃報 殿田謙吉 師

狂言のイラスト解説WEBサイト「描く狂言—狂言の扉をひらく」が公開

横浜国立大学名誉教授の三宅晶子氏が監修、奈良大学文学部国文学科の岩田千治氏がイラストを担当した、狂言のイラスト解説サイト「描く狂言」がWEB公開されている。狂言の魅力を再発見できるサイトとなっている。 現在、狂言「附子(… 続きを読む 狂言のイラスト解説WEBサイト「描く狂言—狂言の扉をひらく」が公開

2025年夏 漫画作品『日出処の天子』の能・狂言化が決定

山岸凉子氏による漫画作品『日出処(ひいづるところ)の天子』の能・狂言作品が2025年夏に上演される。演出・出演は野村萬斎師、監修は大槻文藏師(人間国宝)が担当する。 【『日出処の天子』について】 「日出処の天子」は雑誌「… 続きを読む 2025年夏 漫画作品『日出処の天子』の能・狂言化が決定

法政大学能楽研究所が2025年度 公募型共同研究の募集を開始

法政大学能楽研究所では、「能楽の国際・学際的研究拠点」2025年度の共同研究を公募している。 この事業は、本拠点の施設、所蔵する多様な資料、本拠点が長年にわたって築いてきた人的ネットワーク等を活用し、2名以上の研究者(お… 続きを読む 法政大学能楽研究所が2025年度 公募型共同研究の募集を開始