武蔵野大学能楽資料センターでは、能「道成寺」についての講座を開催する。
『今昔物語集』などに載る道成寺説話を踏まえた能「道成寺」は、法華経の功徳に関する記述を切り捨て、ひとりの女性の情念を描く人間ドラマへと転換した。歌舞伎・文楽・組踊といった後代芸能は、「道成寺」を発展させた傑作を創出。本講座は、シテが果たす役割を、演者のお話と実演を通じて検証し、能「道成寺」の理解を深めるとともに、歌舞伎・文楽・組踊を知る一助とする。
聴講は無料、予約不要。
日 時 7月22日(月)17:00〜18:30
講 師 坂口貴信(シテ方観世流)、三浦裕子(能楽資料センター長)
会 場 武蔵野大学 雪頂講堂(武蔵野キャンパス6号館・東京都西東京市新町1-1-20)
お問合せ 武蔵野大学能楽資料センター ☎︎ 042-468-9742(月〜木曜)