NHK FM放送〈FM能楽堂〉
木曜日 午前11時〜11時50分
11月2日
内容 | 演者 |
(観)松風 | 梅若 紀長 |
11月9日
内容 | 演者 |
(喜)実盛 | 香川 靖嗣 |
11月16日
内容 | 演者 |
【再】 (観)熊坂 | 武田 宗和 |
11月23日
内容 | 演者 |
【再】 (春) 頼政 | 金春 穂高 |
11月30日
内容 | 演者 |
狂言 (和) 柿山伏 (和) 鉢叩 | 野村拳之介 野村 万蔵 |
Eテレ〈芸能きわみ堂〉
11月3日(金) 21:00~21:30
翌金曜 5:30~6:00(再)
野村萬斎、狂言の神髄を語る
野村万作(92)・萬斎(57)・裕基(24)。三代続く狂言師である。 今年8月、国立劇場で行われた親子孫三代共演の公演では、古典、新作、そ して萬斎自身が「ボレロ」を元に独自のアレンジを加えた「MANSAIボレロ」が上演され話題を呼んだ。 番組では通常めったに入ることがで きない稽古から本番中の舞台裏にも潜入、芸が伝承されるリアルな現場を記録した。 番組では11月末に放送される「古典芸能への招待~野村 家三代の芸」に向け、演目の見所やバックステージを紹介する。またスタジオに野村萬斎・裕基親子を迎え、大久保さんの稽古も交えなが ら、狂言の醍醐味についてお話を伺う。 ■大久保さん、鮎になりきる 今回上演された新作狂言「鮎」から、釣られた鮎が串に刺され焼かれる部分を中心に、この狂言のために作られた型や演技法を萬斎・裕基が レクチャーし、大久保さんが体験。型を学べば人間も魚に見えるという、狂言の面白さを稽古を通して紹介する。 ■人間国宝・万作と裕基、歳の差68歳の「舟渡聟」 聟入りに持参した酒をめぐり、船頭と聟がみせる楽しいやり取り。万作は滑稽な役どころでも常に高い品格と人間味を大事にしてきた。共演 を通じて祖父の思いに触れた裕基。万作のインタビューを交えながら、伝統を受け継ぐ思いを聞く。 ■未来に広がる可能性、「MANSAIボレロ」 三番叟とラヴェル作曲の「ボレロ」の類似性を見出した萬斎が創作した狂言小舞。西洋と東洋が舞台上で融合されたこの作品は海外でも高く 評価されている。古典を生かしつつ創作を続ける思い、そして狂言の未来像を萬斎に聞く。 司会:高橋英樹(俳優)、大久保佳代子(タレント)、庭木櫻子(NHKアナウンサー) |
Eテレ〈古典芸能への招待〉
11月26日(日) 21:00~23:00
第4回 古典芸能を未来へ~狂言三代 野村万作・萬斎・裕基~
古典芸能の選りすぐりの舞台を紹介する「古典芸能への招待」。今回は今年8月に東京国立劇場で上演 された「第四回古典芸能を未来へ」公演から、野村万作・萬斎・裕基の親子孫三代の芸の継承を紹介す る。 今年10月に建て替えのため休場となる国立劇場での貴重な舞台をたっぷりと鑑賞する。 ■狂言「舟渡聟」 祖父・万作と孫・裕基の共演による古典の名作。 妻の実家に出向こうと聟が渡し船に 乗ると 酒好きの船頭に手土産の酒を飲まれてしまう。しかし舅の家についてみると意外な事実が発覚 …。酒にまつわる狂言らしいおおらかさ、竿一本で舟をこいでいる様子を表現するマイム的な技法も見 どころ。 ■新作狂言「鮎」 池澤夏樹の短編小説を狂言として舞台化。 鮎と人間の不思議な関係性を狂言で様式的に見せる。 ■「MANSAIボレロ」 三番叟とラヴェルのボレロが舞台上で融合。 海外でも人気の作品。 (出演)野村万作(人間国宝)、野村萬斎、野村裕基 ほか |
◎NHK放送予定のホームページ
http://www.nhk.or.jp/koten/program/
*日時・内容が変更になることがございます。
問合せ先:NHK視聴者コールセンター 0570-066-066