NHK FM放送〈FM能楽堂〉
木曜日 午前11時〜11時50分
2月1日
内容 | 演者 |
(春)百万 | 髙橋忍 |
2月8日
内容 | 演者 |
(宝)蟻通 | 田崎隆三 |
2月15日
内容 | 演者 |
(観)浮舟 | 大江又三郎 |
2月22日
内容 | 演者 |
【再】 (宝)源氏供養 | 武田孝史 |
2月29日
内容 | 演者 |
【再】 (喜)富士太鼓 | 出雲康雅 |
芸能きわみ堂
2月2日(金) 21:00~21:30
(再放送)翌金曜 5:30~6:00
【アンコール放送】 大久保佳代子、天女になって舞う
大久保佳代子さんが前回に引き続き、【能】のお稽古に挑戦!能の名作「羽衣」の名場面より、大久保さんが今宵、天女となって舞う。今回、高橋英樹さんが誘うのは、能「羽衣」から派生した日本舞踊「松廼羽衣」。羽衣を人間に奪われた天女の深い哀しみや人間界の男との色恋など、能とは一味違う「羽衣」の世界を英樹さんが見きわめる!
■大久保さん、お稽古です。 能編その②
前回、謡に挑戦した大久保さんが、今度は「仕舞」にチャレンジ。仕舞とは、一曲の見せ場を、面も装束も付けずに舞うこと。扇だけを用いたシンプルな動きは能の基本要素「型」の連続。動きはゆっくりでも内側から湧き出るエネルギーはMAX!そんな能のアツさを体感しながら、今宵、大久保さんが天女として舞う!!大久保天女は優雅な舞を舞えるのか…!?
■ちょこっと知りたい!庭木リポート ~能取り物~
能は歌舞伎や日本舞踊に大きな影響を与え、能を題材とした「能取り物」とよばれる作品群も形成された。「船弁慶(ふなべんけい)」や「土蜘(つちぐも)」を題材としながら、能と歌舞伎や舞踊の表現に共通するもの、異なっているものをさぐる。
■納得!英樹の見きわめ
能「羽衣」を題材にした、日本舞踊「松廼羽衣」をピックアップ。能の美しい詞章や型を巧みに取り入れながら、天女の深い哀しみや漁師・伯竜との色模様が華やかに、そしてドラマチックに描かれる。高橋英樹さんも19歳の時に舞ったことがあるというこの演目。能も初めて、日本舞踊も初めて、そんな古典芸能ビギナーズでも、英樹さんの体験に基づいた鑑賞ポイントを聞いて納得間違いなし!
<コーナーゲスト>大島輝久(能楽師シテ方喜多流)
<司会>高橋英樹(俳優)、大久保佳代子(お笑いタレント)、庭木櫻子(NHKアナウンサー)
Eテレ〈古典芸能への招待〉
2月25日(日) 21:00~23:30
今回は、開場40周年を迎えた国立能楽堂の記念公演から、能「檜垣」を放送する。国立能楽堂は1983年に開場し、能楽の保存・振興・普及に寄与してきた。その記念公演で上演された「檜垣」は、能の中でも最高位とされる老女物の一つである。国立能楽堂では20年ぶりの上演という貴重な舞台を中継。出演は、シテに2023年に人間国宝に認定された金剛永謹、ワキには同じく2023年に人間国宝に認定された宝生欣哉、ほかの皆さんでお送りする。
■能 金剛流「檜垣」(ひがき) 肥後国(現在の熊本県)の岩戸山に籠もって修行する僧のもとに、一人の老女が毎日やって来て、仏前に供える水を捧げていた。ある日、僧が老女に名前を尋ねると、老女は『後撰和歌集』に見える歌人・檜垣の女だと名乗る。以前、白川のほとりに住んでいた時、藤原興範に水を請われ、歌を詠んだことを語ると、自らを弔って欲しいと頼み、姿を消す。麓に住む人に「それは檜垣の女の霊だ」と聞いた僧は、彼女が住んでいた白川を訪れる。すると、女の霊は年老いた姿で現れ、消えぬ執心のため、今なお地獄で水を汲み続けているのだと明かす。そして老女は、昔、藤原興範に請われて舞った思い出を語り、僧の前で舞をみせる。 |
シテ/金剛永謹(人間国宝) ワキ/宝生欣哉(人間国宝) アイ/野村万蔵 笛/杉市和 小鼓/大倉源次郎(人間国宝) 大鼓/山本哲也 ほか 案内/古谷敏郎アナウンサー 副音声解説/大谷節子(成城大学教授) |
◎NHK放送予定のホームページ
http://www.nhk.or.jp/koten/program/
*日時・内容が変更になることがございます。
問合せ先:NHK視聴者コールセンター 0570-066-066