NHK FM放送〈FM能楽堂〉
木曜日 午前11時〜11時50分
10月3日
内容 | 演者 |
(観)大仏供養 | 清水寛二 |
10月10日
内容 | 演者 |
(宝)小督 | 佐野由於 |
10月17日
内容 | 演者 |
(春)錦木 | 櫻間右陣 |
10月24日
内容 | 演者 |
【再】 (観)小鍛冶 | 山階彌右衛門 |
10月31日
内容 | 演者 |
(大)萩大名 | 善竹忠重 |
古典芸能への招待
10月27日(日) 21:00~23:00
能(宝生流)「安宅」~宝生能楽堂開場45周年記念~
東京都文京区本郷、東京ドームの近くにある「宝生能楽堂」は、関東の能楽を支える場として、多くの人に愛されてきた。2024年は現在の「宝生能楽堂」として開場してから45周年に当たる。その記念公演から、能「安宅」と祝言「岩船」をご覧いただく。
■能「安宅(あたか)」延年之舞(えんねんのまい)貝立(かいだて)
シテ(武蔵坊弁慶)金井雄資
子方(源義経)藪俊太朗
ワキ(富樫某)福王和幸
アイ(強力)野村万蔵
アイ(太刀持)野村万之丞
(笛)一噌幸弘
(小鼓)飯田清一
(大鼓)亀井広忠 ほか
兄・源頼朝と不和になり、追われる身となった義経一行。山伏姿に変装して、奥州へ向かう途中、安宅の関で、偽山伏の一行を捕縛するように命じられていた関守・富樫に引き留められる。関所を通るため、弁慶は東大寺再建の寄付を募る山伏の一行だと偽る。不審に思った富樫が、「ならば、勧進帳をもっているはず」と迫ると、弁慶は、間に合わせの巻物を、あたかも本物の勧進帳のように朗々と読み上げるのだった…。
主役であるシテ(武蔵坊弁慶)には、宝生流の名手・金井雄資(65歳)が初めて挑む。シテも演奏する囃子方も超絶技巧を要する、気迫のぶつかりあいを見せる貴重な舞台。
■祝言「岩船(いわふね)」
シテ(龍神)寳生知永
ワキ(勅使)宝生尚哉
(笛)栗林祐輔
(小鼓)幸正昭
(大鼓)柿原孝則
(太鼓)三島元太郎 ほか
龍神が守護する岩船が出現し、住吉の岸に漕ぎ寄せ、天探女とともに金銀宝珠の捧げ物をする。君を守り栄える御代を寿ぐ祝言能。
今回は宝生流二十代宗家・宝生和英の息子、寶生知永(7歳)が初シテ(主役)で演じる。
*2024年7月15日 宝生能楽堂
司会 :古谷敏郎(NHKアナウンサー)
副音声解説:高桑いづみ 東京文化財研究所名誉研究員
◎NHK放送予定のホームページ
http://www.nhk.or.jp/koten/program/
*日時・内容が変更になることがございます。
問合せ先:NHK視聴者コールセンター 0570-066-066