NHK放送予定 2026年1月

NHK FM放送〈FM能楽堂〉

木曜日 午前11時〜11時50分

1月8日

内容演者
【再】
(観世流)   
小鍛冶
 
観世銕之丞
ご案内 金子直樹

1月15日

内容演者
【再】
(宝生流)  
歌占 
今井泰行
ご案内 原瑠璃彦

1月22日

内容演者
(金春流)  
当麻
本田光洋
ご案内 小田幸子

1月29日

内容演者
(観世流) 
通盛
鵜澤久
ご案内 小田幸子

NHK Eテレ
〈美の壺〉

1月4日(日)23:00~23:29

【再放送】放送600回記念!「能」

室町時代に能を大成した世阿弥の末裔、二十六世観世清和宗家が、観世家に伝わる極上の「能面」を大公開! 世阿弥伝来の貴重な鬼の面をかけて舞う!/舞台を彩る「能装束」。京都の工房の職人技とは?/金剛流二十六世宗家・金剛永謹師は、詩情をもたらす能装束の奥深き世界を紹介!/幽玄の美を生み出す「能舞台」。国立能楽堂と厳島神社(国宝)の能舞台から、異界と通じる仕掛けにも注目!

出演:二十六世観世清和宗家・観世三郎太師・二十六世金剛永謹宗家・松岡心平氏

NHK Eテレ
〈古典芸能への招待〉

1月25日(日)21:00~23:30

人間国宝・友枝昭世の能「鉢木」を見る

今回は人間国宝・友枝昭世を中心に友枝家の能を鑑賞する。 友枝家は喜多流シテ方に属し、930年代の承平年間に京都祇園祠が肥後に分祠された折に、京洛より供奉した舞楽の座を代表 する家であったと伝えられている。
明治維新後、江戸幕府の庇護を受けていた能楽界は危機を迎えるが、友枝三郎により「友枝会」が興され、戦後は友枝喜久夫が活動の場を東京に移して今日に至る。
現在は、友枝喜久夫の子息であり、喜多流宗家預り・人間国宝の友枝昭世を中心に活動を続けている。

●能「鉢木」(はちのき)
シテ(佐野源左衛門常世)/友枝昭世【人間国宝】
ツレ(常世の妻)/友枝雄人
ワキ(前・旅僧/後・北条時頼)/宝生欣哉【人間国宝】
ワキツレ(太刀持)/渡部葵
アイ(太刀持)/野村拳之介
アイ(早打)/野村眞之介
笛/松田弘之
小鼓/成田達志
大鼓/國川純
後見/中村邦生・友枝真也
地謡/香川靖嗣・出雲康雅・長島茂・狩野了一・大島輝久・佐々木多門・佐藤陽・谷友矩

大雪の上野佐野で、旅僧に一夜の宿を貸した佐野源左衛門常世は、秘蔵の「梅・桜・松」の鉢木(鉢植え)を惜しみなく薪として僧をもてなし、いざ鎌倉の気概を示す。
実は僧は最明寺入道時頼で、鎌倉帰着後直ちに諸国の勢を召集し、言葉通りに駆け付けた常世を称え、鉢木の名にゆかりの梅田・桜井・松枝の新領地を与える。
鎌倉武士の美談を描いた人気曲。

●能「羽衣」(はごろも) 舞込(まいこみ)
※ダイジェストで紹介
シテ(天女)/友枝真也
ワキ(漁夫白龍)御厨誠吾
ワキツレ(漁夫)渡部葵・小林克都
笛/松田弘之
小鼓/観世新九郎
大鼓/亀井広忠
太鼓/小寺真佐人
後見/内田安信・塩津哲生
地謡/大村定・金子敬一郎・内田成信・粟谷浩之・佐藤寛泰・塩津圭介・狩野祐一・金子龍晟

三保の松原で、漁師が天人の羽衣を見つける。返してほしいと願う天女に、漁師は舞を見せてくれるなら衣を返そうと答える。
衣を身にまとった天女は、富士山を背に優雅な舞を舞い、地上に数々の宝を降らすと天上へと帰っていく。
(「舞 込」の特殊演出で上演)

2025年11月2日/国立能楽堂で収録

<司会>水谷彰宏
<副音声解説>大谷節子(成城大学教授)

(NHKリリースより)

◎NHK放送予定のホームページ

http://www.nhk.or.jp/koten/program/

*日時・内容が変更になることがございます。

問合せ先:NHK視聴者コールセンター 0570-066-066