曲の解釈と謡い方【一、脇能】(2)

神舞の類 脇能の中でも最もその気分の充実したものは神舞を舞う曲である。神舞は元気いっぱいに颯爽(さっそう)と舞う舞であって、テンポが非常に速く、いわば一気に舞い切るといった趣のものである。この舞の趣がそのまま全体の曲趣と… 続きを読む 曲の解釈と謡い方【一、脇能】(2)

曲の解釈と謡い方【一、脇能】(1)

※本文中、読みやすいよう適宜ルビをつけ、漢字を改めた。(編集部) 全部の曲を九種目に分けて、順にこれを述べるとまず最初は脇能(わきのう)すなわち一番目物である。神を描いた曲は他にもあるが、純粋の一番目以外の曲は脇能ではな… 続きを読む 曲の解釈と謡い方【一、脇能】(1)

謡の参考書ベストセラーの著者、三宅秔一について

連載にあたって 今回、Webマガジン立ち上げにあたり、絶版になっている『謡い方百五十番』(うち、曲別細説)を「曲の解釈と謡い方」として連載する。そのきっかけは、近年、「細かい節付(ふしづけ)の説明ではなく、曲全体の謡い方… 続きを読む 謡の参考書ベストセラーの著者、三宅秔一について