国立能楽堂では、11月・2月・3月の企画公演で、宝生流の復曲能「空蝉」「雷電」「武文」を上演する。また(公社)宝生会が所蔵する名作能面等を一挙公開する「宝生宗家展」を11月23日(土・祝)より開催する。
宝生流は南北朝時代に始まり、江戸時代には特に5代将軍徳川綱吉や11代将軍徳川家斉に重用された。宝生会が所蔵する能面・能装束には優品が多いが、舞台以外での公開はほとんどなく、大規模な展示公開は史上初。本展は、長い歴史の中で守り伝えられてきた宝生宗家伝来の優品の数々を堪能できる貴重な機会となる。
期 間 11月23日(土・祝)〜令和7年 3月29日(土)
休室日 月曜日(祝日の場合は翌日閉室)、年末年始
開室時間 11:00〜17:00
会 場 国立能楽堂1階資料展示室
入場料 無料
特別公開講座
・宝生宗家展1/12月10日(火)13:30〜
・復曲能「武文」再演にあたって/1月9日(木)
・宝生宗家展2/2月21日(金)14:00〜
各回講師あり、いずれも料金1,000円、詳細は国立能楽堂にお問合せください。
問合せ ☎︎ 03-3423-1331(代表)
※展示についてはホームページをご確認ください。