【書籍紹介】 〈重衡〉上演資料

内容/能〈重衡〉小考・〈重衡〉初演時謡本
価格/¥1,000(税込み)
発行/檜書店
判型/A5判並製本
ページ数/48ページ
発行日/2022年6月9日
協力/高橋悠介・橋の会

番外曲〈重衡〉(別名〈笠卒都婆〉)は、平重衡が父清盛の命令で南都焼討を行った苦しみを描く修羅能。世阿弥の伝書にも言及され、作者は観世元雅かと言われている。1983年、浅見真州師主演で橋の会によって復曲上演され、以後、上演が重ねられている。

昨年急逝された浅見真州師の追善公演として、2022年6月9日(木)・15日(水)の「日経能楽鑑賞会」に、能〈重衡〉(9日 片山九郎右衛門・15日 金剛永謹)・狂言〈無布施経〉(9日 野村萬・15日 野村万作)が行われる。

本書は、この公演に合わせ高橋悠介氏の論考「能〈重衡〉小考 笠卒都婆をめぐる風景」(『観世』2010年5月号・6月号掲載)と、橋の会上演謡本(1983年12月。※今回の上演とは異なる場合があります)を所収したもの。

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