NHK放送予定 2024年1月

NHK FM放送〈FM能楽堂〉

木曜日 午前11時〜11時50分

1月11日

内容演者
(観)小鍛冶 観世銕之丞
ご案内 金子直樹

1月18日

内容演者
(宝)高砂 大西智久
ご案内 永原順子

1月25日

内容演者
(宝)国栖 東川光夫
ご案内 金子直樹

芸能きわみ堂

1月19日(金) 21:00~21:30 

 (再放送)翌金曜 5:30~6:00

知っているようで知らない!?人間国宝って何?(仮)

今回のテーマは「人間国宝」。
番組では「人間国宝って何?」という入口から専門家に話を伺い、まずは「人間国宝」の基本から理解を深める。そして今年人間国宝認定された関西在住のお三方、能シテ方の金剛永謹、狂言の茂山七五三、文楽人形遣いの吉田玉男を取 り上げ、普段の生活や舞台裏の様子も取材。舞台上では見られない〝意外な一面〟から、三者三様の芸への向き合い方を。また、見どころを凝縮したそれぞれの舞台映像もご紹介。人間国宝の〝人〟と〝芸〟に迫る。

●ちょこっとリポート ~人間国宝の「そもそもの話」~ 
人間国宝候補者の調査・審議役を務めたこともある〝スペシャリスト〟大阪樟蔭女子大学名誉教授・森西真弓が分かりやすく解説。 

●アルバイトから人間国宝に!実力主義だからこそ大切な〝継承〟 文楽人形遣い・吉田玉男
近所に住む人形遣いの方に頼まれた舞台のお手伝いがはじまり。「実力主義だからこそ大事」だという〝継承〟のポイントを見出す。 

●銀行員と狂言師の二刀流がスタート!これからも続く〝挑戦” 狂言方・茂山七五三
狂言師としても新作SF狂言の制作・ドラマ出演・落語とのコラボなど挑戦の連続。現在も初役に取り組むなど〝挑戦〟を追う

●京都で守り伝える〝金剛流らしさ〟とは能シテ方・金剛永謹
能シテ方5流派のうち唯一京都に在住する金剛流宗家。京都御所での能の上演を長く勤めた歴史をもつ〝金剛家の能〟に迫る。

<司会>高橋英樹(俳優)、大久保佳代子(お笑い芸人)、庭木櫻子アナウンサー

1月26日(金) 21:00~21:30 

 (再放送)翌金曜 5:30~6:00

【アンコール放送】 大久保佳代子、能の情念にふれる

大久保さんの挑戦コーナー、今回は【能】に挑む!名作「羽衣」を軸に、様々な角度から2回にわたりアプローチ。第1回は、代表的な 女性の能面の紹介と、能の音楽に欠かせない「謡」の稽古からスタート!庭木アナは、能が主に演じられる「能舞台(能楽堂)」という 劇場の、特別な構造や工夫などをリポート。英樹さんのコーナーでは、女性が主役の演目をピックアップ。悲しみや怒り、恋慕の情な ど人間のリアルな感情を極限まで削ぎ落した様式美として表現する能、その真髄に迫る。

●大久保さん、お稽古です。 能編その1
【能】と聞いて真っ先にイメージされるのが【能面】。神様から鬼にいたるまで、7~80種以上あると言われている能面の中か ら、代表的な女性の面を年齢順にご紹介。驚くほど狭い能面の「視界」も体験。後半では、「羽衣」をテキストに、能の基本要素 「謡」の稽古に挑戦!

●庭木アナのちょこっとリポート ~能楽堂に行ってみよう!~
能を知るには、まず能楽堂に行ってみる!ということで、庭木アナは東京・目黒の喜多能楽堂へ。

●英樹の見きわめ!能の情念をみる
現在上演される能の曲数はおよそ200。その中から、今回は「お稽古コーナー」との連動で、女の面を用いて演じる代表的な作品を面 の年齢別にご紹介。
演者は演目によってどの面を使うか毎回吟味する。面の繊細な表情の違いが演技、演出や観客に与える印象に影響 するからだ。 激しい嫉妬、子を失った悲しみ、老醜への悲哀、女性が生きていく上で味わう様々な感情のほとばしりを能面でどう表現 するのか、英樹が見きわめる!

演目案;若い女~「道成寺」、中年の女~「隅田川」、老婆~「卒都婆小町(そとわごまち)ほか

<コーナーゲスト>大島輝久(能楽師シテ方喜多流)

◎NHK放送予定のホームページ

http://www.nhk.or.jp/koten/program/

*日時・内容が変更になることがございます。

問合せ先:NHK視聴者コールセンター 0570-066-066