訃報:亀井忠雄師 

大鼓方葛野(かどの)流、亀井忠雄(かめい ただお)師が2023年6月3日に逝去された。享年81。 亀井師は1941年、大鼓方葛野流亀井俊雄(人間国宝)の次男として東京に生まれる。父および川崎九淵、吉見嘉樹に師事。1949… 続きを読む 訃報:亀井忠雄師 

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金沢能楽美術館2023年度企画展 面に酔う ―後藤祐自・能面の宴―

金沢能楽美術館(金沢市)では、令和5年8月27日(日)まで「面に酔う―後藤祐自・能面の宴―」展を開催している。 能には、酒や酒宴を印象的に取り上げた演目が多数あり、能面はその趣向を様々に表現している。 本展は、面打ちと修… 続きを読む 金沢能楽美術館2023年度企画展 面に酔う ―後藤祐自・能面の宴―

京都観世会 第7回復曲試演の会(6月18日) 復曲能「粉河祇王」〜プレ公演より〜

2023年6月18日(日)13時より京都観世会館で催される、京都観世会第7回復曲試演の会に先立ち、4月13日(木)、京都観世会館にて復曲能「粉河祇王(こかわぎおう)」のプレ公演と記者会見が行われた。 京都観世会の「復曲試… 続きを読む 京都観世会 第7回復曲試演の会(6月18日) 復曲能「粉河祇王」〜プレ公演より〜

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「国立能楽堂開場40周年記念 能楽鑑賞教室」のイベントが大手町で開催

「国立能楽堂開場40周年記念能楽鑑賞教室 in 大手町」が、「東京サンケイビル 春まつり2023」(4月17日から28日まで)に参加している。 初日を飾る催しとして17日、1階フラットの屋外ステージで、シテ方金春流の山井… 続きを読む 「国立能楽堂開場40周年記念 能楽鑑賞教室」のイベントが大手町で開催

奥深い能楽扇の世界〈その3:一本の扇に多くの職人が関わる〉

能の扇ができるまで 能の扇は、どのようにして作られているのか。ここからは、鎮め扇を例に、ものづくりのプロセスを紹介していく。 扇の材料は、竹と和紙。とてもシンプルだが、だからこそ職人の高い技術が必要になる。一本の扇を作る… 続きを読む 奥深い能楽扇の世界〈その3:一本の扇に多くの職人が関わる〉

奥深い能楽扇の世界〈その2:中啓と鎮め扇〉

中啓と鎮め扇 能楽で使う扇を大きく二つに分類すると「中啓ちゅうけい」と「鎮しずめ扇(鎮メ扇、あるいは鎮扇とも)」の二種類がある。鎮め扇は、仕舞のときに使われるので「仕舞しまい扇おうぎ」とも呼ばれる。 一般では聞き慣れない… 続きを読む 奥深い能楽扇の世界〈その2:中啓と鎮め扇〉

【書籍紹介】 長唄の伝承-旋律形成に関する学際的研究-

編集/坂本清恵執筆/高桑いづみ・配川美加・星野厚子価格/¥5000+税出版/檜書店判型/A5並製本ページ数/440ページ装丁/亀川彩発刊日/2023年3月7日ISBN/978-4-8279-1116-9 C3073 歌舞… 続きを読む 【書籍紹介】 長唄の伝承-旋律形成に関する学際的研究-