文化庁長官表彰にシテ方観世流の角寬次朗師

令和4年度の文化庁長官表彰に、シテ方観世流の角󠄀寬次朗師が選ばれた。

師の功績は、「永年にわたり、能楽師として活躍するとともに、後進の育成にも努め、重要無形文化財「能楽」の保存・伝承に寄与し、我が国の文化財保護に多大な貢献をしている」と発表されている。

師は、角󠄀栄次郞師の長男として1939年に生まれた。北九州出身。25世観世左近に師事。観世会所属。日本能楽会会員。